ビジネス・デザイン・スクール

ビジネス・デザイン・スクール

2020年 新設 アフターコロナ時代に必須

VUCAだから因果関係が難しい
だからこそ論理や理性より直感や感性が価値をもつ。
非常識が常識となるアート思考とは
計画を立てるより行動し観察することが大切
改善からイノベーションの発想を狙う「ストレングス思考」とは

組織風土の変革者育成プログラム

講師

株式会社サンクイット 代表取締役 寺澤慎祐

  • 英国ウェールズ大学 組織行動論、リーダーシップ 講師
  • 中央大学 国際情報学部 講師
  • オープンソースソフトウェア協会 理事

ビジネスデザインスクールは、従来の成功ビジネスモデルや既存のビジネスルールから一旦離れ、客観的に自企業の真の強みを探り、顧客課題視点で新しいビジネスを創造する人の育成を目指します。
また、一方的に教えるではなく、折角学んだ知識を実際に効用するためのコーチングを行います。
従来のビジネスフレームで正しいと言われていた論理性や理性による意思決定ではなく、直感や感性による意思決定や方向付けの方が有益だというアート思考に基づいて、直感や感性を磨きます。
社内に潜在的に存在しているイントレプレナー(社内起業家)の能力の火を既存企業風土によって消されないように、イントレプレナー同士で刺激しあえるコミュニティを形成することを目指します。

ビジネスデザインスクールで目指すこと

DESIGN=DE+SIGN
DE:「離れる」や「下」という意味。 離れることから「否定」も意味する
SIGN:符号、記号、信号、合図、手まね、身ぶり、標識、標示、掲示、看板

イントレプレナーとなる基礎的要件を学ぶ(複数年度で習得)
アート思考、ポジティブ心理学、リーダーシップ、デザイン、マーケティング、交渉術、ストレングス思考、戦略

アート思考

市場の調査、データの分析方法をいくら習得し、その現場のデータを分析しても、最後にそれをどの様に理解して、どの様に解決するかには人の直感、感性が求められます。
ビジネスの現場では論理は大切ですが、それだけでは経営は出来ません。論理だけならAIが経営者になってしまいます。今、世界のトップ経営者はMBAの次にアートを学んでいます。
発想や創造性は天性のものではなくスキルです。スキルは開発する事ができます。観察・質問・アイデアの創出・関連付けによってスキルは磨けます。まず、感情を入れずに、対象の要素を行動し観察することです。

デザイン思考はイノベーション、ブレイクスルーを目指すツールでありデザイン思考を学んだからイノベーションが起こるわけではない。行動量の重要さ。非生産的な行動でも行動しなければ何も生まれない。またデザイン思考だけでは観察することができない。困った時は前提を真逆にして考えることです。

アート思考

ストレングス思考

日本はゼロから作り出された技術や製品やビジネスモデルが注目されているが、組み合わせもイノベーションの重要なやり方であり世の中の成功はここにあります。既存の技術や商品を組み合わせたり、サービスや製品のプロセス改善をすることが得意だと言えます。
つまり、日本人の強みは「全く新しいものを作り出す創造性」ではなく「既存のものをよりよくする拡張性」からイノベーションが生まれると考えます。
不得意な創造性をなんとかして頑張りましょう!というのは時間がかかります。ストレングス思考とは程遠く効果的であるとは言えません。やはり、日本企業の強みにフォーカスすることが重要です。そのためには、ビジネスをデザインすること(現状を否定して作り替えたりすること)であり、その中心的な考え方はアート思考だと考えます。自社の強みを知り、その強みを生かし、社会的課題に向けて強みを生かして再構成をしていくことで改善を狙います。

日本の強みにフォーカスするストレングス思考

開催日 セッション内容(開催時間15:00~18:00(共通))
第1回 2020年8月5日 本講座のイントロダクション(目的、狙い、概要、進め方)
生産性①:生産性を向上させるための4つのアプローチ
第2回 2020年9月4日 生産性②:生産性を向上させるためのリーダーシップ
ポジティブ心理学と強みの効用
第3回 2020年11月17日 ストレングス思考①:ポジティブアプローチで個人の強みを探る
ストレングス思考②:ポジティブアプローチとポジショニング戦略で会社の強みを探る
第4回 2020年12月8日 アート思考①:論理と理性の限界
アート思考②:アートとビジネスの交差点(リベラルアーツ)
第5回 2021年2月9日 アート思考とストレングス思考①:パラダイムを変える組織の作り方
アート思考とストレングス思考②:パラダイムを変えるリーダーの在り方
第6回 2021年3月22日 感性や直感を磨く思考方法
本講座のまとめ